瀬戸内海国立公園 小豆島八十八ケ所おへんろ 歩き遍路・自動車巡拝観光サポート 案内します

小豆島おへんろ

小豆島おへんろ

小豆島一円に小豆島霊場(札所)があります 小豆島霊場会公認霊場(札所)本番札所八十八ケ所 番外札所6ケ所の94ケ所です 
霊場は寺院30ケ所 山岳霊場14ケ所 堂庵霊場50ケ所全巡拝行程(モデルコース)は約150㎞におよび 風光明媚な 里、海辺、山岳へおへんろ道を巡っていきます 
弘法大師が歩んだ道を遍路道と言いますが 小豆島では幹線道路であり生活道路でもありました おへんろさんはお大師様と同行二人ですので島の人たちとの交流は お接待などお遍路文化を育みました 
時代の変遷とはいえ団体で歩く遍路さんは少なくなりました 道路も整備され自動車巡拝が多くなり小型マイクロバスで3泊4日お参りが多くなりました 歩きおへんろさんは個人参りになり おへんろ修行の人 健康管理趣味の人等です

オリーブへんろ

小豆島の空気に触れ 自分自身で歩き進み 人生は迷いの世界 手を合わせ信じ何事にも感謝の念をもち続ける そんな時間を都合つけませんか 

地元ボランティアの方々はお遍路文化・お遍路道を守ろうと活動をしています 
小豆島おへんろ心嶺はそんな小豆島おへんろ情報を発信して 小豆島お遍路修行のお手伝いをします 全国の善男善女一度はおいで 小豆島へんろに


      小豆島霊場お問い合わせ

     小豆島霊場会・小豆島霊場協会
     〒761-4105香川県小豆郡土庄町西本町
     ☎ 0879-62-0227 fax0879-62-2226


歩きへんろ道

小豆島へんろ道は約150㎞山あり谷ありの起伏にとんだ厳しい道です
どこから巡拝を始めてもよいのですが
お大師様が歩いた道を慕って本番札所小豆島八十八ケ所 番外札所六ケ所をくまなく巡りお参りします

野辺の石手印

へんろ道は島の人たちと共にあり 人の行きかう生活道路でもあります 峠道には茶店が出ていました 
山岳霊場へは昔も今も変わらぬ厳しい道です 急な山道石がゴロゴロ荒れた道 岩をよじ登る道 お大師様が修行された霊地への道は道しるべの手印石標が導きます 
熱心な信者が自然石を使った記念碑が残っています
 

昭和30年代は大きな団体だと2~300人が先達様を先頭に登って行くとき大きな声で「ナームダーイシヘンジョウコンゴウ」と唱えれば後に続くお遍路さんも「ナームダーイシヘンジョウコンゴウ」つづきます
オ ダ イ シサーマニコーミョウシンゴン」と唱えればそれにつづき掛け合いながら元気に登る光景を思い出す 

大自然の洞窟はお大師様が修行された霊跡です いつも護摩が焚かれている ご祈祷ご祈念の道場です 

里道を歩いていると子供たちが「おへんろさんマメちょうだい」と寄っていきます 子供が持つ大きなイカキ(竹籠)にづた袋から豆やらオカキ飴中には5円玉をいれたお遍路さんがいた これは施しの心 又マメにたくして厄 煩悩を捨て元気にまめに働く心慣習である 
子供たちの頂いたマメはイカキをひろげ自慢をしあった 民家の軒下にはイモ 夏みかん 団子お茶などを地元老人たちがお接待をした 現在では名残はありますがほとんど見かけない 地元老人会が行事として行われている
 昭和30年代は1月21日島開きから5月頃までのお参りでしたが自動車巡拝が多くなるにつれ変わってきた 

6泊7日の遍路修行でいろいろお蔭を頂いたそうです 足が悪かった人が歩けるようになった 目がよくなった 大難が少難に よい縁談に恵まれた 清く規則正しく過ごすことで元気に健康になった等々  

歩いてみよう 一歩 一歩の積み重ね継続 何か何かある 何か感じる


心得

おへんろさんの心得は 大師の御心を心として 自分を戒めても他を責めることなく相互礼拝の心を忘れず 病人弱者には進んで手をかし忍耐と奉仕の行に徹することと教えています
規則正しく無心に歩き何事にも感謝の念を忘れずへんろ行に邁進しょう 
巡拝中に養いし善き習慣を生涯持ち続けることに依って自ら大師信徒の徳が表れ幸福を得るでしょう

※おへんろ修行に入る前に受戒の儀式を受けますがその中に十善戒の教えが あります又勤行の中でも唱えます

十善戒(じゅうぜんかい)仏教における十悪を否定形にして、 戒律としたもの。

十善(十の善き戒め)

 不殺生(ふせっしょう)  故意に生き物を殺さない。

不偸盗(ふちゅうとう)  与えられていないものを自分のものとしない。

不邪淫(ふじゃいん)   不倫をしない。

不妄語(ふもうご)    嘘をつかない。

不綺語(ふきご)     中身の無い言葉を話さない。

不悪口(ふあっく)    乱暴な言葉を使わない。

不両舌(ふりょうぜつ)  他人を仲違いさせるようなことを言わない。

不慳貪(ふけんどん)   異常な欲を持たない。

不瞋恚(ふしんに)    異常な怒りを持たない。

不邪見(ふじゃけん)  (善悪業報、輪廻等を否定する)誤った見解を持たない

勤行次第

小豆島霊場ではご本尊様を拝んで巡ります 
ご本尊の前で納経(お経を納める 読経する)しますが 教本を持ち 一心に間違わないように
唱えましょう  
一般的には次のようにします 

  • 懺悔文(ざんげのもん)
  • 三帰(さんき)
  • 三竟(さんきょう)
  • 十善戒(じゅうぜんかい)
  • 発菩提心御真言(ほつぼだいしんごしんごん)
  • 三摩耶戒御真言(さんまやかいごしんごん)
  • 仏説摩訶般若波羅蜜多心経(ぶっせつまかはんにゃはらみたしんぎょう)
  • 当寺ご本尊御真言(とうじごほんぞんしんごん)霊場ご本尊の御真言
  • 光明真言(こうみょうしんごん)
  • 大師宝号(だいしほうごう)
  • 廻向文(えこうもん)
    経文は勤行次第参照

作法

お参りの作法

自動車巡拝

乗用車タイプの車であれば各札所の近くまで行けますが駐車には注意してください 7mまでのマイクロバスは山岳霊場まで登れますが急カーブ 急登坂の上に幅員が狭く十分の注意が必要です マップ 案内図を参照して安全と駐車場の確認をしてください
7m以上のバスは危険なため山岳霊場下より小型車に乗り換えてください
詳細の情報は巡拝行程のページ参照

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