小豆島霊場
小豆島霊場
弘法大師が生国讃岐の国と京の都を往来の途中小豆島に立ち寄られ修行祈念された霊跡が多く残され今に伝えています 古来聖の島として弘法大師を慕い熱心な大勢の信者がお参りしていました
貞享三年(300年前)には現在の小豆島八十八ケ所規模体制で興隆され現在に至っています
小豆島霊場は三十ケ所の寺院 十四ケ所の山岳霊場 五十ケ所の堂庵からなる九四霊場(札所)が公認霊場です(納め札を納める所から何番札所とも言います)遍路行(歩く)は六泊七日をかけ おだやかな里村曲がりまわって浜辺から嶮しい山岳霊場へ変化に富んだ道のりです
同行二人のお遍路さんを島の人たちはお大師様と巡拝しているお方 でお接待をしたり暖かく接しています
平成26年 小豆島霊場開創1200年霊場開き
1月21日小豆島土庄港にて 恒例の小豆島霊場開き法要が営まれました。
今年1番上陸の団体様をお迎え大師様(弘法大師尊像)が港でお迎えし今年もお遍路様の恙ないお参りとご家族、日本国の安寧を願い小豆島霊場巡拝が出来ることを感謝するものです 今年は霊場開創1200年記念の年にあたり寒さの中にも霊気が漂うような凛とした雰囲気の島開きとなりました
例年どうり今年も兵庫県但馬方面からの但馬金剛弘徳会をはじめ全国の団体長・先達様をはじめ島内の霊場寺院関係者、関係業者、おへんろさん 御詠歌隊の皆様、そしてかわいらしい保育園児の皆様も白衣を着て豆遍路様となって土庄港から霊場会総本院までの約1キロの道中をお迎え大師様を奉じてお練りを行いました 霊場会駐車場では地元有志による おうどんのお接待があり 温かいおうどんを頂きながら心まで温かくなるお接待に感謝です
山岳霊場
山岳霊場は非常に厳しく嶮しい山道で途中茶店などありましたが現在はありません 道路も整備され自動車巡拝が多くなりました
おへんろさまの宿が現在土庄地区 小部地区 内海地区などに「安心ごゆっくりくつろげる宿」あたたかいお休みできる霊場会公認のお遍路宿があります
歩きへんろはお弁当・雨具を持参するとよいでしょう
おへんろ用品
おへんろ装束 納経帳などへんろ用品は港のお土産店 最寄りの寺院札所にあります又は小豆島霊場会 おへんろ宿にお問い合わせください
お納経
納経(朱印) 寺院札所が管理している堂庵を含めて納経をいただきます(詳細はお納経で)
巡拝行程
小豆島霊場は番号順巡拝でなく道なりの巡拝になります巡拝行程は小豆島上陸港から始めて良いでしょう
◎歩きへんろ巡拝は余裕を持った行程で組んで下さい
おへんろ道は古くからの石標手印 案内板 お遍路さんが残した印などあります 迷ったら地元の人にお尋ねください
食堂 店など少なくなりました お弁当雨具は準備しましょう
(歩きお遍路 モデルコース 巡拝行程参照)
◎自動車巡拝はマイクロバス(7m未満使用)以下の自動車です
三泊四日の行程ですが急カーブ急登坂 急下り坂幅員が狭く十分な注意が必要です
狭い小豆島の道 路肩駐車には特に注意しましょう
(自動車巡拝 モデルコース 巡拝行程参照)